毎日暑さと湿気の日々が続いていますが、体調など崩されていませんでしょうか。
我が家の近くでは一昨日ぐらいからセミが鳴き始めました。
そろそろ梅雨明け、夏本番ですね。
夏場の暑い時期はいつでも好きなときにお風呂に入ったり、
シャワーをあびてさっぱりしたいものです。
ですが、ご高齢の方の中には、入浴の動作に負担があり好きなときにお
風呂に入る事を我慢している方もいらっしゃいます。
また、お風呂場は高齢者の転倒事故などの発生率が高い場所ですので、
危険が無いように配慮が十分必要です。
おじぃちゃん、おばあちゃんが安心して安全にいつでも好きなときにお風呂を楽しんでいただけるように、
安全なお風呂場を作る方法をご紹介します。
【★お風呂での立ち座りがツライ方の入浴を楽にする方法】
お風呂のいすを変える・・・介護用のお風呂椅子は通常のお風呂いすより高く調整できるので、
膝や足に痛みが有る方も楽にたち座りの動作が行えます。
またひじ掛け付や背もたれ付のものならしっかり安定して立ち上がりや座ることができます。
【★浴槽をまたぐのが不安な方が安心してお風呂に入る方法】
①浴槽台・浴槽踏み台を利用する・・・洗い場や浴槽内に踏み台を設置し、高さを補うことで、 足を上げる高さを減らし浴槽をまたぐのをサポートします。
②浴槽に手すりを取り付ける・・・・浴槽に手すりを取り付け、浴槽をまたぐ際の支えを作ることで浴槽をまたぐ際の不安と負担を軽減します。
また、工事不要で簡単にとりつけができます。
③バスボードを使う・・・浴槽をまたぐのに足をあげることが出来ないかたや股関節に障害のある方におすすめです。
お風呂に渡し板を設置し座ったままお尻を横に滑らしながら移動します。
【★お風呂での転倒を予防する方法】
すべり止めマットを設置する・・・浴室の転倒事故の一番の原因は滑って転んでしまうことです。
すべり止めマットを浴槽や洗い場に設置することで転倒を防止することができます。
私たちが何気なく過ごしている家の中でも、
おじぃちゃんや、おばあちゃんには危険が潜んでいます。
ですが、少しの工夫と便利な道具を使うことで安全に安心して暮らしていただけることが出来ます。