車椅子を用途から選ぶ際の基準です。
車椅子は大きく分けると3つの役割に分かれます。
「移動手段」「椅子」「足」としての3つです。
まず「移動手段」としての役割ですが、
使われる方の主な対象としてはお散歩やお出掛けなどです。
移動の手段として車椅子をお選びいただく場合は車への積み込みやすいように
軽量なものや介助者の方が押しやすい押しやすさなどがお選びいただく際の
ポイントとなります。車椅子の種類としては「軽量車椅子」や「コンパクト車椅子」
が主な選択肢となります。
次に、「椅子」として使われる方の主な対象としては施設やご自宅などで
長時間、車椅子に座って過ごされる方となります。
椅子として車椅子をお選びいただく場合は座り心地の良さや、シートの機能やクッション
また、介助のしやすいような機能の多さなどがお選びいただく際の
ポイントとなります。車椅子の種類としては「多機能車椅子(肘掛跳ね上げ式、脚部スイングアウト式など)」や「ティルティング車椅子」「モジュール車椅子」
が主な選択肢となります。
最後に「足」としての使われる方の主な対象としてはご自分で車椅子を操作し自在に
移動やお出掛けしたい方となります。「足」として車椅子をお選びいただく場合は
いかにその方の体系にあった調整ができるかがポイントとなります。
車椅子の種類としては「モジュール車椅子」や「オーダーメイド車椅子」
が主な選択肢となります。